夏ネクタイ
父の日は6月18日。6月といえば、私達ネクタイを売る者からすると辛いシーズンの幕開けです。
梅雨〜夏にかけて湿度、気温ともアップするのに伴い、ネクタイの人気はダウンして行きます。
それに追い討ちを掛ける「クールビズ」。ネクタイの肩身は狭まる一方ですが、実はこれ、おかしな事になっているのです。欧米のいわゆる「ネクタイ文化圏」では、上着(ジャケット)を着用していないのと、ネクタイを締めていないのは同じ扱いになるのです。すなわち、シャツにネクタイを締めていれば、パンツが綿の折り目のないものであっても正装とみなされます。クールビズの前に、半袖のシャツにネクタイの組み合わせで颯爽とキメると、今の時代はかえって個性的に見えるかも?
父の日のプレゼントに選んですぐ使ってもらえる「夏ネクタイ」を考えましょう。
これからの時期、わざわざ暑苦しい色や質感のネクタイを選ぶのはやっぱり野暮です。ニット素材のような織目が大きく、光沢のない柔らかい素材は重たい印象で、マフラーを連想させますので、避けた方がいいでしょう。やはり、光沢のある素材で、カチっとしたものが涼しさを演出しやすいです。色で言えば、青、緑などの「寒色系」をお薦めします。特に緑は意外に締めている方をみかけませんので、ワンポイントとして最適でしょう。青系の場合は紺色に近くなると重たい印象になりますので、小紋やチェックなどに明るい色を合わせたものがいいでしょう。光沢のあるライトブルーは見た目にもすっきりしていますし、涼し気です。緑は鮮やかな緑は目立ちすぎるので避けましょう。濃い「ブリティッシュグリーン」か、そうでなければ極淡い白っぽいグリーンを選びましょう。
|